山家公輔先生の論文が「Frontiers in Immunology」に掲載されました!

当教室の山家公輔先生の論文「Potential of serum sulfatide levels as a marker for classification and disease activity in lupus nephritis」がFrontiers in Immunologyに掲載されました。

本研究では、ループス腎炎患者の血清スルファチド濃度が健常コントロール群より有意に低く、特に予後不良とされるClass IV型ループス腎炎で最も低値を示すことを明らかにしました。さらに、スルファチド濃度は病理学的活動性と強く関連し、疾患活動性を鋭敏に反映することが分かりました。これらの結果から、血清スルファチドはループス腎炎の病態評価における、新たなバイオマーカーとなる可能性が示唆されました。

https://www.frontiersin.org/journals/immunology/articles/10.3389/fimmu.2025.1571147/full