統括医長挨拶

信州大学医学部
内科学第二教室
統括医長

岡村 卓磨

 2022年度信州大学医学部内科学第二教室(以下第二内科)、統括医長の岡村卓磨(おかむら たくま)と申します。第二内科は、消化器内科(肝臓・胃腸・胆膵)、腎臓内科の2科を担当する内科学教室であり、50名以上の医師が所属しています。当科における診療・教育・研究について紹介します。

 当科の入院診療はチーム制で行っています。消化器内科は3チーム、腎臓内科は2チームから構成されており、医学部学生、初期研修医、専攻医、専門医、指導医が屋根瓦式の体制で診療しています。特に消化器内科の3チームは、肝臓・胃腸・胆膵を専門とする医師がそれぞれ組み込まれています。入院患者さんについてはチームごとに毎日カンファレンスを行うと共に、診療科ごとに症例検討会を毎週行っています。第二内科総回診では、それぞれの診療科と専門的な意見交換を行っております。また、診断や治療が困難な症例に関しては、2科合同カンファレンスを行うなどして最良の医療を提供できるよう日々努力しております。

 医学部教育、初期研修医教育、専攻医教育にも力を入れており、前述のごとく指導医を頂点とする屋根瓦式で教育・指導を行っております。特に、専攻医教育においては専門研修が進めば、早い段階で専門医資格がとれるよう知識・技術の習得を目指す研修・指導体制が整っています。

 研究においては、診療班ごとに様々なテーマがあり、多くの大学院生を指導しています。研究の進捗状況については定期的に開催される研究会議で報告し、研究グループ内で切磋琢磨できる環境づくりに取り組んでいます。また、これらの成果を国内・国際学会で発表し、積極的に論文化することで研究マインドを持った医師の育成に努めています。さらに、近年は毎年数名の国内・国外留学者を出しており、基礎研究・臨床研究環境の充実に加え臨床技術の向上も目指しています。

 自然、歴史、文化が融合した都市である松本市に当教室は位置します。そこには出身地や出身大学の垣根を超えて多くの医師が集い、2科合同ならではの横のつながり、多くの同門の先生方との縦のつながりを大事にしながら長野県の地域医療を担っております。この脈々と伝わる当教室の伝統に、長野県の医療に従事したい、消化器病・腎臓病学の発展に貢献したいという皆様方の志が融合することでよりよい医療の未来につながると信じています。

 少しでも当教室に興味を持っていただいた方は、お気軽に御連絡下さい。 一緒に研鑽できる日を楽しみにしています。