澤口洋視先生の論文が「Experimental and Molecular Pathology」に掲載されました！

当教室の澤口洋視先生の論文「High KCNJ14 expression is associated with an immunosuppressive tumor microenvironment and advanced pathological features: An RNA in situ hybridization-based analysis of colorectal carcinoma」がExperimental and Molecular Pathologyに掲載されました。

大腸癌259例を対象にKCNJ14の発現をRNA in situ hybridizationで解析を行った結果、KCNJ14高発現例はリンパ管侵襲・静脈侵襲・リンパ節転移・進行病期と有意に関連し、CD4・CD8陽性T細胞浸潤が少ない免疫抑制的腫瘍環境を呈していることが示されました。このことから、KCNJ14は新たな治療標的となる可能性があることが示されています。