奥村太規先生の論文が「Hepatology Research」に掲載されました！

当教室の奥村太規先生の論文「Prognostic Significance of Bile Duct Loss in Early-Stage Primary Biliary Cholangitis: A Long-Term Observational Study」がHepatology Researchに掲載されました。

治療未施行のPBC患者274例を対象に、早期PBCにおける予後予測因子を検討し、Nakanuma分類における胆管消失スコア（bile duct loss score）≧1が、臨床的および病理学的早期PBC双方で肝関連イベントの独立した予測因子であることが示されました。本研究は、胆管消失スコアが早期PBCの長期予後を評価する上で有用な指標となる可能性を示しています。