堀内一太郎先生の論文が「Pancreas」に掲載されました！
当教室の堀内一太郎先生の論文「Rate of Decrease in Serum Autotaxin Can Predict Relapse of Type 1 Autoimmune Pancreatitis After Initial Steroid Therapy」がPancreasに掲載されました。
自己免疫性膵炎（AIP）患者を対象に、ステロイド治療前後の血清IgG4およびオートタキシン（ATX）の変化率が再燃予測に有用かを検討しました。IgG4単独では有意な差を認めませんでしたが、ATXの変化率は再燃例で有意に低下が小さく、再燃リスクと関連しました。IgG4とATXの変化率を組み合わせることで、治療後の再燃予測精度が向上する可能性があることが示唆されました。
54(5):p e442-e448, May 2025.