城下智先生の共同研究の成果がScience誌に掲載されました。

城下智助教が米国、ミズーリ州、St. LouisにあるWashington University School of Medicine in St. Louis、Department of Pathology and Immunology、Prof. Marco Colonna研究室へ留学していた際に、作出に成功したIL-33 H2B mCherryマウスを用いた共同研究の成果がScience誌に掲載されました(Science 01 Feb 2018: eaal3589 DOI: 10.1126/science.aal3589)。城下智助教が帰国後、信州大学次世代医療研究センターに所属し、米国、カリフォルニア州、サンフランシスコにある、University of California、San Francisco、Department of Psychiatry/Weill Institute for NeurosciencesのAnna V. Molofskyらのグループとの共同研究により、IL-33が、神経細胞とともに脳を構成しているアストロサイトにおいて発現し、マイクログリアのシナプス飲み込みを制御し、シナプス恒常性を関与していることを明らかにしました。